市原公演感想(ネタバレ)

4月1・2日両日昼夜参戦してきました。
多くの亜弥ヲタの方々とお会いできてうれしかったです。w
亜弥を縁に出会った仲間・・・最高ですね。



さて、今回のツアーを一言でいうと
松浦亜弥最高!!』
ですね。もうどれだけ笑い、泣かされた事か・・・w


それでは、以下感想を書きます。変に飾らず、思うがままに書きたいと思います。
初日昼公演を見た時の気持ちをベースとしたものです。



前回のソロ紺から約1年・・・。全国の亜弥ファンはこの日をどれだけ待った事でしょうか?
HPPもよかったけど、やっぱりソロ紺は格別です。
この日市原会館は亜弥を愛するファンで埋め尽くされました。この場所、空間・・・間違いなく亜弥紺そのものでした。
ものすごく居心地がいい、これこそ自分のホームだと改めて思いましたね。


定刻を過ぎ、なんか『I LOVE YOUの続き』が流れてきて暗転した。
「亜弥紺が始まる!」緊張感と期待、そして幸福感で私の胸はいっぱいだった。ええ、既にこの時点で私は半泣きでしたよ。
何か問題でも?


そして亜弥が登場し、歌が聞こえてきた。「I LOVE YOUのその次は〜♪」
・・・ダメだ!感動で気持ちを抑える事ができない。この時点で既に私は泣いてしまった!


01.I LOVE YOUの続き
「この曲からきたか!」と、思った。いきなり誤算だ!
たぶん『気がつけばあなた』か『砂を噛むように・・・NAMIDA』あたりがくるだろうと思ってたので。
ファンもここからくると思わなかったのか、なんかノリきれてなかった気がする。「え、生演奏じゃないの?」そんな感じだった。


02.奇跡の香りダンス。
はい、ここでヲタ大爆発です!(爆)
「なんだ、いつもの亜弥紺じゃないか!それなら叫んで踊るまでよ!」というヲタの声が聞こえてきた気がする。w
1曲目は様子見がちなヲタだったが、2曲目はハジけた、跳んだ、叫んだ!サイリュウムの振りの勢いは、昔の亜弥紺を思い出させた。


03.SHINE MORE
イントロ聴いた瞬間「おお〜っ!!」と叫ぶヲタ多数。(笑)
我もその一人なり。いや〜、懐かしいね〜。w 生で聴いたのは数年ぶりだったのでグっときた。




MC
「ようこそいらっしゃいました」
「ソロでは約1年ぶりです。楽しみにしてくれてました?」
「色々な事を考えておりますので、最後まで私から目を離さず見ていてください」
こんな事を言ってた。一体どんなライブになるのか?私の期待度はピークに達した。w



04.メドレー
GOOD BYE 夏男
   ↓
・THE 美学
   ↓
GOOD BYE 夏男
   ↓
桃色片想い
   ↓
・From That Sky〜替え玉は硬メンで〜
   ↓
・Yeah!めっちゃホリディ
   ↓
・I know
   ↓
GOOD BYE 夏男


ここで亜弥は自分の曲の上げ系の曲(武器)をほとんどを使う。これがまたかなり強引な繋ぎ方で、これで嫌気がさしたヲタが多数。(汗)
私はというと・・・う〜ん、確かに少し強引だとは思ったが、逆にうれしくなったな。
今回のライブは生演奏があると聞いてたので、ここでアゲの曲を使うって事は後半では生演奏があるよと言ってるようなものだ。w


05.好きすぎて バカみたい/松浦・カントリー娘。
ノるヲタ、踊るヲタ、打つヲタ様々だった。
盛り上がりすぎてバカみたい。w


06.色っぽい女〜SEXY BABY〜/カントリー娘。「うわ、懐かしい!」と思いながら見ていた。
みうなはかわいかったし、里田はなんかエロくてよかった。w


07.浮気なハニーパイ/カントリー娘。
某HP氏も言ってた事だが、「ミキティは?」というのがホンネ。(爆)
これまた盛り上がった。


MC
1日目昼は「緊張しすぎて朝5時まで寝れなかった」とか言ってた。でも2日目のMCでゴキブリのせいで寝れなかった事が判明。w 亜弥らしいなと思ったね。


そして、この後の亜弥のセリフがすごくインパクトに残ってる。
「・・・ここからなんです。ここからちょっと違った新しい私の世界へご案内いたします。(ヲタが「うおおっ!」と叫ぶ。ここでピアノが入り、セット回転)・・・スタジオで生演奏の中歌ったんですけど、すごく気持ちよかったんですよ。生の音ってすごく素敵だなって思ったんですよ。すごい気持ちよくて、これがみんなの前でできたら素敵だろうなって思って・・・こうなったわけですよ(ピアノの方を見る) あ、みなさん座ってください。しっかりとじっくりと私の音を聞いてください。」



<全員着席>



8.ね〜え?
アレンジも加わり、すばらしい出来だった。亜弥が楽しく歌っている姿がものすごく印象強かった。
胸が熱くなった。鳥肌がたった。


9.LOVE涙色
「え?ピアノ入らないんすか?」と突っ込みたくなった。
1番はなんとアカペラで歌った。完全なる静寂の中、ただ松浦亜弥の歌だけが会場に響いた。
亜弥の歌唱力に改めて驚かされた。完全に亜弥独特の空間を作り上げていた。・・・俺にはもう呆然と彼女を見つめる事しかできなかった。



10.初めて唇を重ねた夜
聴いた事のあるイントロ部分・・・でもいつもと全く違う。弦楽器の音がやけにリアルだ。間もなく、4人の演奏者が出てきた。(バイオリン×2、ビオラ×1、チェロ×1)
会場内が「おおっ!」と軽くどよめく・・・。そして大きな拍手が鳴り響いた。これは初日昼公演のみで起こった事である。


奇跡だった!
亜弥の、そしてファンの夢が叶った瞬間だった。私はこの時の感動を一生忘れないだろう。
目の前の光景が信じられなかった。亜弥がメンバーをバックに歌う姿は圧巻だった。歌い方も『First KISS』の時とは全く違う!あの頃は少し背伸びしたような感があったが、今の亜弥からは昔を懐かしみ語っているようにも感じられた。
この曲を歌い終わった後、亜弥は「今の私で歌いました」と言ってたが、本当にその通りだったと思う。
ものすごく成長したな、この子は・・・。


ライブ中で私が最も泣いたのは、この曲を聴いた時。
色んな想いが溢れて涙が止まらなかった。
もっと言えば、2日4公演全てこの曲で泣いた。



11.ずっと好きでいいですか?
この歌ってこんなによかったっけ?と思うほど良い曲に聴こえた。生演奏ってホントすごいと思った。



12.渡良瀬橋
これまたよかったなあ・・・。
生演奏と亜弥の声が見事に溶け合い、すばらしい渡良瀬橋を奏でていた。幻想的且つ美しい曲だった。
渡良瀬橋は年をとればとるほど、味が出てくる曲。森高千里さんもそうだった。
亜弥はこれからも亜弥だけの渡良瀬橋を築いていく事だろう。


10曲目〜12曲目は特に最高だね。生演奏の良さ、そして松浦亜弥の歌手としての成長をものすごく感じる事ができたからね。
しかし亜弥はホントすごい事をやってのけたなあ。
やっぱりこの子はすごい子だったんだよ!
この子に出会えてよかった。この子を好きになってよかった。・・・この子を初めて見て歌を聴いた時、全身に電気が走った。「この子は絶対くる!すごい歌手になる!」その予想は的中した。いや、それ以上だった。こんなに大きな歌手になるなんて思っていなかった。デビューからずっと信じ応援してきてよかった、俺は間違ってなかったんだって心底思えた。w
俺が亜弥にして欲しかった事、夢が叶ったよ。亜弥、本当にありがとう・・・。(涙)
何か私が亜弥に求めてるもの、そして亜弥がこの先求めているものが同じような気がする。
今回のライブが彼女の理想というなら、俺はこれからもずっと応援していく自信があるよ。



MC
カントリーの場違いの衣装に会場苦笑。おいしいとこもっていくなあと思った。(爆)



13.気がつけば あなた
ここから、いつもの亜弥紺のノリに戻る。とはいえ、所々ピアノや弦楽器の音が入ってくるのはものすごく新鮮だった。



14.ドッキドキ!LOVEメール
亜弥の曲中、俺が最も好きな曲♪フルで歌ってくれたのはものすごくうれしかった!ピアノ、弦楽器の音が入るドキラブはものすごく新鮮だった。演奏のお姉さん方のノリもよく楽しかった。
・・・この曲だけは、今後のライブでも歌っていって欲しいなあ〜。w



15.ナビが壊れた王子様
「え、マジで?」と思った。俺、この曲結構好きなんだけど。w 前回のツアーで歌ったからもう来ないと思ってたので驚いた。こりゃ踊るしかないと思い、全開で踊った。



16.絶対解ける問題
「まだアげるの?もう知らないよ、俺壊れちゃうよ!」ってな感じで見事に壊れた。この曲はやっぱりテンション上がるよな〜。w



17.砂を噛むように…NAMIDA
靴を脱ぎ、自然体で歌う亜弥。すごくよかった。
曲自体が亜弥そのものだった。
曲の途中でセットが反転して、5人の演奏者がまた現れた。
「戻らなくちゃ 私は今を歩いてるの あなたのこと胸に抱き 笑いながら」
この歌詞がものすごく心に残っている。今の亜弥そのものだと思う。



これは私の妄想だが、今回のステージは「これまでの亜弥(10代)」と「これからの大人の亜弥(20代)」を表現しているのではないだろうか?反転させるタイミングが、絶妙なのである。
「これまで自分が歩んできた道(アイドル)を否定する気はない。それはそれで良い思う。でも私は今20歳を迎えるにあたり、自分の意志で新しい道を切り開き歩いていくつもりなんだよ!」と亜弥が言ってるような気がした。
ステージの表裏の如く、昔と今の良さを併せもったのが今の松浦亜弥なんだと思う。
だからこそここまでの強度なのだろう。



<アンコール>
今までの亜弥紺ってなかなかあややコール」が揃わなかったんだよね。でも今回は1・2日昼夜4公演全てにおいて「あややコール」が揃っていた。
・・・なんでかなって不思議に思ったんだけど、これはきっと亜弥のすばらしいステージを見て、みんなの心が一つになったからだと思う。w それほどすごいライブなんだとここで実感した。
 


笑顔に涙
亜弥はTツアーシャツとGパン姿だった。なんというラフな格好!w 最高や。
私はアイドルアイドルした亜弥の衣装って実はあまり好きではない。昔からヲタ友に「亜弥は着飾らなくていいと思うんだよ。ライブでも素、自然体で歌ってくれたらいいのに。TシャツにGパンとかで歌ってくれたら最高なんだけどなあ。まあ、ありえんけど。(爆)」
・・・あの〜、夢がまた一つ叶ったんだけど。w
うれしいね〜。等身大の松浦亜弥をものすごく感じられた。w


さて『笑顔に涙』だが、これは私が亜弥の曲中2番目に好きな曲である。私を亜弥ファンにさせた思い出の曲なのだ。
この曲は2番の歌詞がものすごく良くて好きだ。w 私はもちろん泣いた。でも、感動してとかじゃない。
亜弥が笑顔で、自分も笑顔で、会場のみんなも笑顔で、ものすごく楽しくて、楽しすぎて涙が出た!
まさに『笑顔に涙』な瞬間だった。



トロピカ〜ル恋して〜る
「ええっ!最後にトロ恋もってくるの?」と思った。
てっきり100KISSや草原の人でしっとり終わると思ってたのに。亜弥にはまたしてやられたよ。(笑)
トロ恋を生で聴いたのは久々である。会場は最高に盛り上がった。笑顔で心底楽しそうな亜弥、そしてライブを楽しむファン達・・・完全に一体化してた。すごい空間だった。
そんな中、ピアノをノリで弾く亜弥。これがまた楽しそうなんだよな〜。

今までのソロ紺では亜弥は決まったレールの上を走っていたにすぎない。でも、今回のライブは自分のしたい事を明確にして、亜弥本人が作りあげたと思う。
今の自分にできる事、やりたい事は全部やったんじゃないかなあ?だからこそあんな楽しそうな、満足そうな表情をしてたと思う。w
だから今回のライブは等身大の松浦亜弥を感じる事ができたんだと思う。




期待以上でした!いや、そんなレベルじゃないな。
私は亜弥を過小評価しすぎてたんじゃないかとさえ思う。
亜弥は私の想像よりずっと上にいた。いつの間に亜弥はあんなに成長してたんだろう?亜弥をわかってたつもりの自分が恥ずかしい。結局私は何もわかってなかったんだよなあ。(汗)
・・・誤算だ、大誤算だよ!最高に良い裏切りだよ、亜弥!!
何か亜弥に「してやったり!」って笑われた気がします。ホント意地悪な、小憎らしいヤツだと思います。
でも、そんな松浦亜弥が俺はこの上なく大好きです。w