亜弥紺松戸(前編)

KENJI06252006-09-10

※長編です。9・10日、松戸で行われた亜弥紺について書きます。かなり独断、偏見、アンチが入ってます。気分を害される可能性があるので、興味のない方はスルーしてください。


○9日
朝5時30分頃、新宿に到着。
この時間帯では如何ともしがたく、とりあえず会場に向かう事にする。
朝ご飯食べたり何なりで、松戸森のホール21に着いたのが朝8時。当たり前だが、誰も来てない。
そりゃそうか・・・。開演10時間前だもん。(爆)
暑いのでとりあえず中に入ろうと思ったら、自動ドアが開かない!「なんで?」と思いよくドアを見たらこんな貼り紙が貼ってあった。(写真参照)


仕方なく8時30分まで待ち、会場に入る。
大ホール入口から中を覗くと、秋ツアーのグッズが見えたのでテンションが上がった。とはいえグッズ売り場もまだ未完成状態で、色んなものが散乱していた。
とりあえずグッズ列最前って事で、陣取りしてたら9時頃警備員の兄ちゃんがきて「グッズの列は館内では作れないんですよ。15時から販売始めるんで外で待っててもらえます?
大体販売のスタッフですら昼過ぎないと来ないのに・・・(お前は一体何を考えとんだという目)」
ここは兄ちゃんの指示に従い、外で待つ事にする。
後でわかった事だが、この兄ちゃん警備スタッフのボスだった。(爆)


あまりにも暇なので、今回のツアーTシャツ(亜弥デザイン)について考えてみた。
前はバナナ。後ろは人間の進化(猿→人間)の絵が描かれている。今回のツアータイトルは『進化の季節・・・』なので、後ろの絵の意味はわかる。
問題は前のバナナである。亜弥ってバナナ好きだったっけ?
そんな話聞いた事ないぞ。
うしろの面に進化していく猿の絵が書いてあるからバナナなのか?そんな単純な理由でバナナにしたのか?
こんな感じでツアーTについてすっごく考えた。そして何時間かしてようやく一つの結論に至った。


まず後ろの猿だが、これは松浦亜弥自身を現しているのではないか?あの子は自分を動物に例えると猿だって言ってたし。(松クリ参照) 猿に花飾りをつけたのはかわいらしさ・・・つまりこれは私自身なんだよって表現したかったのだと思う。
人間として、歌手として進化していきたい・・・。今回のツアータイトル同様、亜弥の想いがつまってるデザインなんだなって思った。
前のバナナは「猿はバナナが好きだからバーナナ!」ぐらいの遊び心だと思う。(笑) 今回のグッズはフルーツが一つのキーワードになってるが、その始まりはここからかもしれない。
とまあ、想像したわけだがその真相は亜弥がツアー中にきっと話してくれる思う。
・・・しかし俺ホントヒマ人。


11時頃にゆたくんと俊くんがきたので、亜弥について色々話した。すごく楽しかった。
あと、あの時食べたUFOの味、俺は忘れない・・・。(苦笑)
グッズは結局最前で買えた。なんかうれしかった。(笑)


何だかんだしているうちに、会場に人がどんどん集まってくる。マイミクをはじめ、色んな人と話せて楽しかった!
18時になり、ついに開演!待ちに待った秋ツアーの始まりである。


<夜公演>席は3F7列(涙)
01.ずっと 好きでいいですか
いきなりこの曲か・・・。すごいところ来たなって思った。
何よりも久々に亜弥の姿を見れてうれしかった。w
衣装は白のドレス?っぽかった。


02.渡良瀬橋
ピアニカの部分はグッときた。
新しい事にチャレンジする彼女が好きです。w


03.気がつけば あなた
何故か涙が溢れた。やっぱ亜弥紺はいいな〜って思った。


ここから演奏(サックス・トランペット・トロンボーン)が入る。


04.The 美学
演奏が入ると、ここまで厚みが増す曲なんだなって思った。
あと亜弥の衣装がやたらカラフルで驚いた。


05.GOOD BYE 夏男
06.ナビが壊れた王子様 (LOVE CHANCE)

これまた生演奏が入るといい感じ。
とはいえ、ここまでは表現が変わったとはいえ春ツアーで全部歌った曲だったので新鮮味というものはなかった。


07.宇宙でLa Ta Ta
懐かしい。これって松リング以来だよなあ。
う〜ん、でもこれって今の亜弥が歌う曲なのかなって正直微妙だった。


08.Thanks!(PV映像あり)
1人GAM・・・。なんか少し寂しさが。(汗)
ミキティ来て!」って心底思った。
2人揃った時の破壊力は如何ほどか、想像しただけでも恐ろしい。この時の亜弥の衣装はかなりセクシーだった。


その後スケバン刑事予告映像が流れ、MCでスケバン刑事について色々話してた。今回は昼と夜の公演では若干セットリストが変わると事も話した。
そして「人として、そして歌手松浦亜弥として進化していきたい」と決意を新たにし、次の曲へいく・・・。


09.可能性の道(ギター)
この曲はホントいいと思う。
歌が終わった後「みんな何も言わずとも座ってくれた」とうれしそうにしてた亜弥が印象的だった。
ところでこの時の衣装にエロスを感じるのは私だけだろうか?(汗)


10.ハピネス
これはキタな〜。
生で是非聴きたかった曲だったので、うれしかった。
トニーのハモり、亜弥のタンバリンの音色がまたよかったし。
歌い終わった後、滑り止め塗ったにも関わらず緊張の汗で手が滑ったと話す亜弥がなんかかわいらしかった。w


11.YOKOHAMA SING A SONG(キーボード・ギター)
ミュージカル『草原の人』を思い出した。
懐かしい気持ちで聴かせてもらった。


12.オリジナル人生
この曲を聴くと何故か2004年春ツアー『私と私とあなた』を思い出してしまう。
この辺りは、なんか昔のアルバムをめくっている感じがした。


ここからはサックス・トランペット・トロンボーン・キーボード・ギターで演奏される。


13.好きすぎて バカみたい


14.桃色片想い
15.ね〜え?

アレンジしまくり。(笑)
昔の曲をそのまま歌うのではなく、20歳になった今の亜弥が歌える曲になったって感じ。
この時の会場の「あややコール」にものすごく違和感を感じた。どう考えてもこの曲調で「あややコール」はおかしいだろ、と。


16.SHALL WE LOVE?


17.LOVE涙色
これまたアレンジされてた。これはこれでよかったと思う。
あと頼むから「L・O・V・E ラブリーあやや」はやめて欲しい。合わないにも程があるよ。雑音にしか聴こえん!


18.Yeah!めっちゃホリディ
こんな『めちゃホリ』あり?って感じ。w
ものすごくおもろく感じた。アレンジしすぎだろと。(爆)
これは自分自身とファンがめちゃホリに飽きないようにするための工夫だと思う。


19.デート日和
20.恋してごめんね

生演奏だとこんなに厚みが出るんだな〜って思った。


21.I know
最後の「フーー!」の時にタメがある事を知らず、普通に飛んでしまいなんか恥ずかしかった。(汗)
この曲が終わったら亜弥並びにメンバーは早々に退出。
毎回恒例の「次が最後の一曲になります」「えーーーー!!」がなくなった事に少し寂しさを覚える。


アンコール
22.夢
CDでこの曲聴いた時「こりゃイカンわ」と思った事を覚えている。あまり好きな曲ではなかったが、生で聴くとそれなりによく聴こえるから不思議である。
静寂の時の「あややかわいい!」「あややちゃ〜ん!!」という叫び声、マジイラネ!
なんでああいう人って、こう空気が読めないんだろね?
明らかに叫ぶところじゃないやん。


23.女の友情問題
これって確か『ね〜え?』のカップリングだよな。
まさかラストがこの曲だとは思わなかった。(汗)



こんな感じで初日夜が終わった。
亜弥の音楽へのこだわり、これからこうしていきたいという気持ちはものすごく伝わってきた。
内容も良いと思う。思うんだけど・・・。
何か、何か違う。「松浦亜弥最高!」って両手を広げて喜べない。頭のモヤモヤが消えない。


公演後、ozさんと関東ガールズの人らで飲んだ。
GAMの事や亜弥の事・・・色々話した。ものすごく楽しかった。相変わらずキモかった。(爆)
この日の公演について、ここが良かったここが良くなかったって話した。あと、ガールズの人らもなんか頭にひっかかってる感じだった。
たぶん亜弥は初日だから緊張してたんだ、明日の昼公演見てからまた考えようみたいな話になった。


飲んだ後、ozさんと新松戸の健康ランドへ行った。
温泉でヲタ汁流し、気分さっぱりしたところで他の関西組メンバーと合流。
今日の公演の感想を聞いたが、多くは「良かった」って言ってた。
価値観は人それぞれなので、これ以上は言えないが俺は何か納得できなかった。
亜弥は歌手として進化していこうとしている。今回の公演はまさに亜弥がやりたい事、これからこういう方面にいきたいという気持ちがこめられている。
俺は彼女のそういう姿勢が大好きだし、その方向もまさに自分が望んでいたものだったので文句のつけどころはないハズ。
でも、俺は感動しなかった。
春ツアー初日なんて最初から最後まで泣き通しだったってのに、今回は涙も汗もほとんど出てない。
彼女の歌声がすごく冷たく、まるで別人の声に聴こえた。
亜弥との温度差、距離・・・いやむしろ大きな壁のようなものを感じた。


でも、絶対亜弥側が原因とは思いたくなかった。
原因は亜弥ではなく、自分自身だと思った。彼女の進化に俺がついていけてないだけなんだと言い聞かせた。
しかし言い聞かせようとすればするほど、また新たな疑問が湧いてきて苦しんでしまう。
ライブの内容は確実に良いと思えるのに、歌手松浦亜弥に納得できない矛盾した自分。
デビューからずっと見て応援してきた亜弥と、今日見た亜弥とのギャップ。一体それが何なのか・・・。
「俺、亜弥ヲタ失格かもしれない。」そう思った。


関西組のメンバーは目の当たりにしたので知ってると思うけど、あの日の夜の自分は、かなり凹み悩んでた。
ここまでイったらもう病気ですわ。
頭のモヤモヤがいつまでたっても晴れない。悩んでも悩んでも解決するハズがない。答えは亜弥しかもってないんだから。
全ては明日の公演を見てから・・・そう言い聞かせて横になった。でもやはり目が冴えて、この日は結局3時間半しか寝れなかった。




○10日
朝7時に起床。足が筋肉痛だったので、早速温泉に入りほぐす。
マクド(関西人なのでw)で時間を潰し、新八柱に向かう。
新八柱駅を出たところにある99円ショップでお茶とバナナを購入。
店を出ようとするとグッド君が「会場前の広場でバトミントンしない?」と言い出し、バトミントンセットを買ってた。
「じゃあ俺はフリスビー」と言い、フリスビーを買うozさん。
この辺はさすが関西組。ノリがいいねえ〜。(爆)


10日限定グッズを買い、会場前の広場でバトミントンとフリスビーで遊びはしゃぐアホなヲタ5名。
まだ公演前だってのに、既に1公演終わったぐらいの汗かいた。
こんなみんなが俺は大好きです。(笑)


昼公演が近づく。この時多くの知り合いに会った。
あやすた等のみなさんと交流が出来たのが、ものすごく楽しかった。亜弥を愛する仲間と話す・・これは自分にとって至福の時間である。
これだから亜弥ヲタはやめられない!w


そしてついに昼公演が始まった。自分にとっては修羅場である。


<昼公演>席は1F13列右側
昼と夜ではセットリストが違うという亜弥の言葉通り、4曲変わり、1曲は英語ver.になってた。


01.ずっと好きでいいですか→砂を噛むように...NAMIDA
02.渡良瀬橋風信子
10.ハピネス→私のすごい方法
21.I know→絶対解ける問題
22.夢(1番だけ英語ver)


はっきり言って、昼公演の方が好き。(笑)
変更された4曲全部好きだし。
特に『私のすごい方法』は泣いた。この曲には今までどれだけ助けられた事か。
『夢』は、英語で歌ってるのを知り驚いた。



しかし今回、亜弥歌詞間違いと飛ばし多いね。(汗)
・・・結局私の頭の中のモヤモヤは消えず。
答えは出なかった。松浦亜弥が大好きだという気持ちも込み上げてこない。
俺の見てきた松浦亜弥ってこの程度の歌手だったっけ?
君は一体何がしたいの?
君の言う進化って何なの?

ダメだこりゃ。もうどうしようもないぞ。(私は歌手松浦亜弥に関しては、かなり客観的に厳しい見方をします)
原因は本当に俺にあるのか?もしかして亜弥にあるんじゃないかって思い始めた。何かが根本的に足りない!
複雑な心境のまま、運命の夜公演が始まる。



つづく